2011年10月18日火曜日

声を出す大切さ(初級編)1


声を出すということについて(初級編)

今日のテーマ「野球においての声の大切さ」についてです。
※この内容の要点バージョンは↓にまとめてあります。


>>>>高評価を受けるための発声方法

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テーマ3「野球においての声を出す大切さ」


■ 基本 ~声を出すってなに?~ ■

野球には今だに、上下関係・先輩絶対・精神論など昔ながらの伝統が息づいています。この章ではこの精神論や師弟関係がどうのこうのというつもりはありませんが、その伝統の中の一つ。

「声を出す」ということについて考えていこうと思います。

声を出すという行為自体は、野球以外のスポーツでも共通してみられる事です。特に強豪と言われるチームになればなるほど声に対してはそれぞれこだわりを持っています。
そこには声を出すことでしか得られない何かがあると思わずには居られません。

今回も初級編・中級編・上級編と書いていきますが、結論から申しますと

「声を出すことで、野球の技術だけでなく、チーム力、精神力もあがる」

と私は考えています。もちろん賛否両論ではあるのでしょうが、野球が声を出さないスポーツになってしまったら、良さが失われてしまうようにも思えるのです。
高校野球の良さは、一生懸命さと一球にかける想い、そして涙だと聞きます。

もしそれが高校野球ファンをくすぐっているのであれば、間違いなく"声"も必要なはずなのです。
一生懸命やっていれば勝手に出てきますから。

そのあたりも含めて重要性というのを説いていきたいと思っています。


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などは参考になるかもしれません。興味があればぜひ。


 ■ 初級編 ~声の意味~ ■ 

ではさっそく声について考えて行きましょう。


1)声を出す意味

私が思うに3つの意味を持っていると思います。

A、自分に対しての声がけ
B、仲間に対しての声掛け
C、相手(対戦チーム)に対しての声掛け

この3つです。それぞれに重要な事なのでここは覚えて欲しいと思います。


A、自分に対しての声掛け

これは上記の本メンタルトレーニングにも載っている事ですが、自分を励ましたり、モチベーションをあげたり、緊張をほぐしたり、感情を表現したり、力を発揮させたりするために使用します。

心理学的にも脳科学的にも声を出すことで勝手にそのようになるという研究結果がだされています。
例に出して言うと、

エラーをして落ち込んでいる時に「おれは元気、すごく元気、誰にも元気さは負けない」と声に出していっているといつの間にかエラーで落ち込んでいた気持ちから元気な自分に変わっていくというものです。
一種の自己暗示と思っていただいて構いません。

声を出すことで本当に自分を変えることができるのです。これは間違いありません。


B、仲間に対しての声掛け

野球に関して言うとこれが最も重要なことではないかと思います。
つまり、仲間に対して声でコミュニケーションをとらなくてはいけないということです。

今何アウトなのか。
次はどんなプレーが考えられ得るのか。
チームメイトは次のプレーが頭に入っているのか。

それをお互いにいいあうことで、未然のミスを防ぐのです。

カバーの事、送球の事、動きの事。
それをいうことがどれだけ大切な事か野球を少しでもかじったことのある人であればわかりますよね。


それから、仲間を励ますこともできます。
野球に限らず他スポーツでもビジネスでも仲間を励ますには声に出して言う事が一番です。

ピッチャーに対して。
チャンスで打てなかった4番に対して。

励ますことで、気持ちを切り替えさせることもできるし、次につなげることもできるのです。
それを分かっているか分かっていないかは本当に重要なことだと思います。


C、相手に対しての声掛け

これは、野球ならではという部分もあります。
言わゆるヤジというものから、威嚇というものまであります。

草野球ではヤジは当たり前になっています。
これは、別に相手の事が嫌いなわけではなくて相手を揺さぶって自分のチームを有利に持っていこうという現れです。

少年野球などでは禁止になっていますが、100%悪いということではないと思います。
野球の勝利に対する想いがそういった言葉を発させたのですから。

ただし、こういったヤジが野球離れを進めているとも言われています。汚いイメージになってしまうのですね。
相手をけなすのではなく、上手いヤジがあれば一番良いのでしょうが…


それから威嚇。
例えばバッターボックスに入ったバッターがピッチャーにバットを向けて「さぁーこい」というシーンを見たことありませんか?

あれはピッチャーに対してかかってこいという証であり、威嚇の行為でもあります。
これは野球の醍醐味の一つでもあります。


この様に声にも沢山の種類があって、いろいろな効果を発揮するのです。
カッコ悪いから声なんて出さなくても良いじゃんと思っている人は結局それまでです。

またそう思う人がチームに一人でもいるとしたら残念ながらそのチームは最大の能力を発揮して高みまで登れません。

それほどまでに声は重要なのです。


もしかしたらこのブログを草野球をしている人もみているかもしれません。
その方々は、声を出しているチームほど強いというのを実感していませんか。

「サーコイ」
「ヘイヘイ」

とかそういう声ではなくて、確認のための声とか、自分を高めるための声とかです。
もちろん高校野球・中学野球でも同じです。

声を出すことで野球は変わっていくのです。



初級編の1個目で終わってしまいました。しかし声を出すということは本当に重要な事です。
あいさつだって声を出してされた方が気持ちいいですよね?
より大きな声のが気持ちがいいですよね?
状況に適した挨拶のが嬉しいでっすよね?

全く同じです。

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 ▼初級編2-声の出し方・注意点-
 ▼中級編-声の種類・どう変わるか・必要性-
 ▼上級編-常識?・上級者がすること・チームの勝利-


 →声を出す大切さ(初級編)要点バージョン←
 http://baseballtsuka.blog.fc2.com/blog-entry-7.html




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