2011年10月24日月曜日

声を出す大切さ(初級編その2)

野球を色んな角度から考えていこうというテーマで書いています。今日は声を出す大切さ【初級編その2】ということでお話していきます。

声の出し方について最初からご覧になりたい方は↓
http://baseballko-za.blogspot.com/2011/10/blog-post_18.html

このテーマの要点バージョンは↓
声を出す大切さ(初級編その2)
http://baseballtsuka.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

>>>3分で相手を感動させる声の出し方って


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テーマ3「野球においての声を出す大切さ」


■ 初級編その2 ~声の出し方・注意点~ ■

○声の出し方

野球では「声を出せ・もっと大きな声を出せ」などという言葉を良く聞きます。
なぜ?声を出さなくてはいけないのか。これは前回の初級編その1でお話させていただきました。

そこでまずは声の出し方について考えてみましょう。
初心者の方は声を出せって言っても何をどう出したらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
声を出さないと出さないで怒られるし、かといって変な掛け声をしても怒られるし。

声の出し方。難しいのですが何点かポイントがあります。まずはここを押さえておきましょう。

1、試合と練習での声の掛け方は違う。
2、相手に聞こえて初めて声を出したといわれる。
3、野球特有の掛け声をしる

この3点は大切になってきます。では一つずつ見ていきましょう。

1、試合と練習での声のかけ方は違う。

これは3にもつながってくる事なのです。用は試合中に仲間をヤジっても仕方がないということです。
反省?なら試合終わった後や練習ですればいい。

試合では勝つことを優先的に考えなくてはいけません。
それなのに、仲間のテンションを下げるような発言は絶対的にNG。

注意するのもアドバイス程度にしましょう。
なので試合中にかける言葉は「勇気づける言葉」「お互い確認し合う言葉」「対戦相手から感じた、得た情報を共有」「モチベーションをあげる言葉」です。

草野球でたまに笑わせるような掛け声を聞きますが、個人的には好きではありません。
特にバッターボックスに入っている人に対して笑わせる、バカにするような発言は相手にも失礼です。気をつけましょう。

逆に練習中は、気がついたことをどんどん言って良いと思います。
なぜかって?客観的にみて気がつく事が大切だからです。

カバーにしたって、知らないのか忘れていたのかはみればわかるはず。
両者に対して声をかけていかなくてはそのプレーにおいてカバーは絶対につかないということになります。
それから怠慢プレーに対してはチーム全員がヤジを飛ばせるくらいにしておきましょう。
その雰囲気がチーム力を底上げします。

まとめると練習中にかける言葉は「客観的に見たプレーの感想」「自分のやる気をあげるような掛け声」「怠慢プレーに対するヤジ」などになると思います。


2、相手に聞こえて初めて声を出したといわれる。

これはいわなくてもわかることだと思いますが、相手に伝わってこそ声を出していると言えます。
たまに自分は声だしてますよという人がいますが、周りから見て声が出ていないと感じたらいくら 自分が大きな声で叫んでいると思っていても出していないと一緒なのです。

これは鉄則なので「オレ出してたよ」なんて言い訳は絶対にしないでくださいね。



3、野球特有の掛け声を知る

これが初めて野球に取り組む人にとっては重要になると思います。
ようは共通言語になっていくからです。

その一例をあげておきますので意味がわからない場合は聞くか調べてみてください。

・ゲッツ―
・ひとつ
・ふたつ
・みっつ
・よっつ
・放れ
・1枚
・2枚
・ランナーを進めろ
・絞って
・突っ込むな、突っ込め
・ボール見て
・ノー
・中(内)
・外

など沢山あります。是非1つずつ使えるようにわかるようにしていきましょう。
※このブログを通してもすこしづつ解説していきましょう。


声を出すというのはコミュニケションなのです。
良いも悪いも声を通して伝えるというのは大切なことです。
野球ではそんな文化が発展しているのだと思います。

お互いで確認し合う
アドバイスするされる
想いを届ける

精神の状態がプレーを左右するのですから掛け声を通して不安を消したり、勇気をあげたり、情報をあげたりしてお互いが支え合えれば一番よい形なのかもしれませんね。


○注意点

声を出すというのは大事なんだということは少しはわかっていただけたでしょうか?
声を出すにあたっては注意しなくてはいけない事があります。

1、○○しないでなどという掛け声はしない

これは心理学からも実証されていますが、三振しないでという掛け声、エラーすんなよとかネガティブな発言はいけないとい言うことです。

例えば三振をしないでと言われると、必ず三振した様子が頭をよぎります。
人間の脳はそんなに賢くできていないので、それを再現するために動いてしまう事があるのです。
いや、逆に賢いからでしょうか?

○○しないでというのは絶対的にNGワードなのです。


2、相手の身体面や容姿に対してバカにしない

これは当たり前のことですよね。相手ピッチャーちびだから余裕で打てるよなんて聞こえたら失礼極まりないですよね。

これも難しいところではありますが、すくなくとも知らない相手に対してそういう発言をすることは絶対にしないでください。

仮にチームメイトに足が遅い人がいるとしましょう。
そういう人には、足遅いなではなく足早くしろよといってあげてください。


3、やる気を削ぐような声かけを避ける

野球に限らずの事ですが、相手がやる気に満ちている時にそれを削ぐような発言をしたらどうなるかはわかっていただけると思います。
チームというのは全員が最高の力を出した時に最高のチーム力をだせるのです。

俺は最高でも他は最悪なんてチームでは絶対に勝つことはできないでしょうし、楽しくもないと思います。



声を出すというのは当たり前の事です。
まずは自分も出すことが当たり前になりましょう。

そして、相手をやる気にさせる声は何?とか声は言っちゃいけないなという言葉を探していきましょう。

その作業をしている人は必ず上手くなりますし、周りからも信頼されます。

>>>うまくなろう!!野球


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 ▼初級編1-声の意味-
 ▼中級編-声の種類・どう変わるか・必要性-
 ▼上級編-常識?・上級者がすること・チームの勝利-

 →声を出す大切さ(初級編その2)要点バージョン←
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