2011年10月26日水曜日

声を出す大切さ(中級編) 野球

野球を色んな角度から考えていこうというテーマで書いています。今日は声を出す大切さ【中級編】ということでお話していきます。

 声の出し方について最初からご覧になりたい方は↓
http://baseballko-za.blogspot.com/2011/10/blog-post_18.html 

このテーマの要点バージョンは↓ 声を出す大切さ(中級編)
http://baseballtsuka.blog.fc2.com/blog-entry-12.html


>>>お父さんが教える野球上達方法



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テーマ3「野球においての声を出す大切さ」


■ 中級編 ~声の種類・どう変わるか・必要性~ ■

中級編に入ります。
中級は上級者を目指したいあなたへ。そして壁にぶち当たっているあなたを中心に書いています。

○声の種類

これは初級編でも書かせていただきました。
声出しには種類があると。

・仲間に対しての声出し
・自分に対しての声出し
・相手チームに対しての声出し

この3つです。それぞれにつきましては初級編で説明していますのでご覧ください。
>>>初級編をもう一度見る


さて、あなたにはもう一歩すすんだ声出しをしてほしいと思います。
要は自分以外の人のプレーをみてそれに対しての声出しをしてほしいということです。

上級者はみなしていることなのであなたにもクリアしてもらわなくてはいけません。

例えばあなたがショートを守っているとしましょう。
ショートというのは守備の要です。
ということは必然的に自分の事、そして周りの事も見えていなくてはいけないのです。


その時に出す声というのは指示であったり、確認であったりします。
本当はこれが一番大切なのです。

「さーこい」
「ショートにこい」
「ピッチャードンマイ」

なんて声も必要はあります。しかし、野球において本当に大切な声出しというのは、

”確認”であり”お互いの客観性”そして”指示”なのです。

これが最も大切といってよいのではないでしょうか?
この3つの声出しをすることで大きく自分もチームも変わってくるでしょう。



○どう変わるか

続きになりますが、声を出すことでどう変わるかということにも触れておきましょう。
私は大きく2つあると思います。

1つは、流れを引き寄せる、引きとめる事ができる
もう一つは、自分が成長できる

この2つです。

流れというものは目には見えないですが確実に存在しています。
その流れが野球のゲームを支配しているのです。高校野球なんかでは番狂わせが頻繁に起きています。
これも流れがあることを示しており、流れをどうつかむかで試合を優位に運べるのかどうかという事が決まってくるのです。

そのとても大切な流れというものを、声によって引き寄せられたり、引きとめられたりするのですから声を出さない手はないです。

具体的には、まず声を出し守備をしているメンバーが確認し合うとします。
するとアウトカウントの間違い、ランナーのいる場所の間違いなど初歩的なミスは無くなる(少なくなる)と考えられます。
さらに、カバーリングの事、状況によっての外野の返球場所などを示してあげると、さらにミスは減っていきます。

もうお分かりになったでしょうか?
流れが変わってしまうプレーというのは事前に防げるものが多いのです。

そのプレーができるかどうか。相手のミスを逃すことなくつけるかどうか。
これが流れを支配するのだと考えています。

だから声を出すというのは本当に大切なことなのです。


もう一つ、自分が成長できるということをあげました。
これはどういうことかというと、声を出すということは自分の考えや意見を相手に伝えるということです。

野球を何年もやってきている人なら問題ないかもしれませんが、まだ初めて少ししか経っていない。というひとにとっては自分の考えがあっているかの確証もないまま声に出すという行為は勇気がいります。

だから声を出さないんだという人も多くいますが、それではなんの成長にもなりません。
声にだして、自分の意見を述べる。すると返答が返ってきます。

その返答はすぐなのか、試合後なのかはは状況によってでしょうが必ず自分にとってプラスになるはずです。
間違っていても成長できたと思えればいいではないですか?
そのくらいの気持ちを持って臨んで欲しいと思います。

それから声を出して周りに指示したり、確認するということは相手のプレーやポジションなどを確認しているということです。
今まで以上に見る視野が広がっていきます。

ともすれば上達するのは当たり前ですよね?


こお2つの意味を持っていると考えます。



○必要性

必要性に関しては結論を述べるまでもなく、必要です。

近年声をあまり出さない高校なども増えてきていますが、私個人では反対です。
高校生というまだ未熟な年代の子どもたちが練習通りの平常心で臨めるはずがないです。

もちろん大人でも臨めないでしょう。
パニックになってしまったり、頭が真っ白になってしまうということは頻繁に起きます。

そんな時、周りから確認の声が聞こえてきたらどうでしょうか?
ありがたいですよね?
助かりますよね?

それこそがチームワークなのではないでしょうか???


声を出すことで周りを見るようになる。
周りを見るようになると相手の事を考えるようになる。
相手の事を考えるようになるとプレーに意志疎通が見れるようになる。
プレーに意志疎通が見れるようになると格段に上手くなる。


このような好循環です。
声は必要。

もっといえば弱者ほど声は重要になってくるのです。


しょせん声ですが、されど声なのです。
厳しい監督が「声を出せ」といっているのは、精神を鍛えるためだけではないです。
相手の事を考えられるようになり、そして試合で勝つために声を出すのです。

これが分かっているのといないのでは全くもって成長の度合いも異なってきます。
もしこのブログを見てくれた人がいたのであればぜひ明日から実行してください。

野球が無い?大丈夫です。
まずは挨拶からはじめてみましょう。

>>>ピッチング上達方法

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 ▼初級編1-声の意味-
 ▼初級編2-声の出し方・注意点-
 ▼上級編-常識?・上級者がすること・チームの勝利-


 →声を出す大切さ(中級編)要点バージョン←

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